2020.07.05
こんにちは。
ピアーチェノピアノ教室です。
あっという間に発表会まであと2週間となってしまいました。
生徒さんたちのピアノに向かう姿も真剣になってきました。
みんな、いい感じに仕上がってきましたよ。
ここからの2週間、より深く音楽的に磨きをかけて行きたいところですが、
同じ曲を長いこと練習していると、段々と気持ちもだれてきて、
惰性で指を動かしているだけになりがちです。
いわゆる自分が出している音を冷静に聴いていない状態です。
リズムが転んだり、テンポが速くなったり遅くなったり揺れていても気づかないで弾いていては、良い演奏に繋がっていきません。
いかに自分が適当なリズムやテンポで弾いているかということに気づくことが大切です。
そのためのお助けアイテムがメトロノーム!
レッスンでも頻繁にメトロノームを活用しています。
細かい音符が正確に刻めないのは本人も意外と気づきますが、
2分音符や全音符などの長い音符はだいたい短めになってしまうことが多いです。
また譜読みが終わって徐々にスムーズに弾けるようになってくると、
どんどん速いテンポになり、最近よくつっかかるなぁーと思っていたら、
異常な速いテンポで弾いてた、なんてこともよくあります。
車の運転も、免許取り立てのころは時速50㎞もそこそこ速く感じますが、
高速道路を始終100㎞で走っていたら、100㎞もとても遅く感じます。
いわゆる感覚が麻痺している状態。
音楽のテンポも同じです。自分を過信せず器械を頼ることも必要ですね。
今年はベートーヴェン生誕250周年にあたる記念の年です。
発表会でもベートーヴェンの作品を集めたステージを設けましたので、
是非お楽しみいただければ幸いです。
そう言えばベートーヴェンのお墓、なんとメトロノームの形をしているんですよ。
メトロノームを愛用し、♩=80のようなメトロノーム表示もメジャーにした作曲家です。
お墓の画像は著作権に引っかかるかもしれないので載せられませんが、
ぜひ検索してみてください。
写真、なぜか横になっちゃってますが、お許しください。