2020.05.25
こんにちは。ピアーチェノピアノ教室です。
明日からやっと通常の学校生活が始まりますね。
音楽のリズムも大事ですが、やはり規則正しい生活のリズムも大事。
以前の日常が戻ってくることは本当にありがたいです。
でも油断は禁物。気を緩めることなく過ごしていきたいですね。
GW中は7月19日に実施予定の発表会の曲を必死で選んでいました。
今回はコロナの影響でオンラインレッスンになったりして、
曲決めが例年より遅くなってしまいましたが、先週末やっと全員、曲が決まりました。
レッスン室の書棚には生徒さん用の曲集がざっと500冊はありますが、
この中から生徒さんに合う曲を選ぶのはなかなか大変なことです。
難し過ぎても簡単過ぎてもいけないし、何より生徒さん本人のテンションが上がる曲を選んであげたい!
メールで候補曲を生徒さんに送ったり、それこそオンラインで私が何曲か弾いてみて、生徒さんの反応を見ながら決めました。
500冊ほどあるとは言え、実際に選ぶ曲は定番化してきているので、
このお休みの間に、あまり取り上げなかった曲集にも目を通してみたら、
色々面白い曲が見つかりました。
中でも、糀場冨美子作曲の「土星の‘ど‘のまつり」はユーモアたっぷりの好奇心をそそられる曲。
「宇宙のかなたにある輪っかのついている土星は、音符のドのように見えませんか?ドの音がいっぱい出てくる土星のおまつりの音楽です。」
と、作曲者のコメントも書かれています。
左右どちらかの手で絶えず「ドッドド、ドッドド…」とドの音を刻みながら、
反対側の手でシャープやフラットがいっぱい付いた和音を絶えず弾くという、
見ただけで、『うわー、こんな曲弾けない!』と思わず言いたくなるような曲。
でもバスティンの全調メソードで勉強していると、抵抗なく弾けてしまいます。
宇宙とG♭調が大好きな小2男子君がチャレンジ中です。
まだ取りかかって2週間程ですが、譜読みはほぼ終わりました。
今年はベートーヴェン生誕250年ということで、ベートーヴェンの曲にチャレンジする生徒さんも多いです。みんな発表会を楽しみに、意欲的に取り組んでいます。
コロナの状況を見守りつつ、発表会は3密を極力避け、工夫をして開催したいと思っております。