2019.03.05
今日は久々に晴れて、気持ちのいい朝を迎えていますが、
花粉症の方にとっては、雨上がりは大変なようですね。
さてあっという間に年度末、卒業シーズンです。
年明けから続々と生徒さん達は卒業式で歌う合唱の伴奏を
レッスンしてほしいと持ってきます。
私が小、中学校時代は「蛍の光」と「仰げば尊し」一辺倒でしたが、
近年では本当にいろんな曲が歌われていますね。
しかも心に染み入る素敵な曲ばかり!
前奏部分を聴いただけで、うるうるしてしまいます。
きっとお母様方はお子様の成長や様々な出来事が思い出され、
安堵と喜びを噛みしめながら、感慨深い気持ちになられることと思います。
昨日できなかったことが今日できるようになったり、
壁にぶつかっても自ら解決策を見出し人間として成長できたり、
いろんなことが巡る中で、我が子が生まれた当時を懐かしく思い出される
お母様もいらっしゃるのではないでしょうか。
人は我が子が生まれた瞬間は元気にすくすくと育ってくれるだけで幸せ!と思っても、
すぐに、○○ちゃんはもう這い這いしているのに、うちの子はまだできない、
○○ちゃんは歩き始めたのに、おむつが取れたのに、九九が言えるのに等々。
知らず知らずのうちに他人と比べて不安になったり、焦ったりしがちです。
その気持ちもわからなくはないですが、親御さんの不安感、焦り、イラつきが
子供にとってプラスに働くことはまずないですし、
どの時期に伸びるかは、本当に千差万別と実感しています。
幸せなことに、当教室の保護者の方々は本当に暖かく、
お子様を励ましながら見守ってくださるので、日々感謝しております。
最近、レッスンや練習が楽しくなってきた!という嬉しいお声をよく頂きます。
元気な「こんにちは!」の声だけで楽しみにしてくれている気持ちがわかります。
人と比べて劣等感を抱いたり優越感に浸るのはNGですが、
励まし合ったり、刺激を受ける良き友達、ライバルも成長していく上で必要ですね。
当教室は向上心溢れる生徒さんが多く、私もとても励みになっています。