2019.02.17
こんにちは。
ピアーチェノピアノ教室です。
インフルエンザはやっと下火になりましたが、
今度は早くも花粉シーズン到来でしょうか。
年々花粉症に悩まされている生徒さん、増えていくような気がします。
さて、先週9日から11日にかけて、バッハコンクール全国大会が、
東京の数か所のホールに分かれて行われました。
当教室では、9日上野学園メモリアルホールで行われた
3、4年生部門CコースにMちゃんIちゃん姉妹が出場しました。
この日、東京は雪が降る本当に寒い日でしたが、
ご家族で前乗りして臨んでくれました。
Cコースは今年度から新たに設けられた
3,4年生部門の中でも一番レベルの高いコースです。
課題曲はバッハインヴェンションの中から1曲を選択。
Mちゃんは1番、Iちゃんは8番を弾きました。
結果は、Mちゃんは入賞できませんでしたが、
Iちゃんは銀賞及びベスト賞を頂きました。
ベスト賞は、同じ曲の中で最も点数が高かった人に与えられます。
テンポよく生き生きと弾けたようです。
Mちゃんは体の動きを指摘されました。
その動きが微妙にリズムやテンポに悪影響を及ぼしてしまいます。
柔らかな音色で音楽性もあり、良い部分をいっぱい持っているMちゃんですが、
自分の音楽を客観的に聴いて判断できるようにするのが今後の課題です。
今弾いた音や音楽の何が良くて何が悪いのか、改善点が明確に分かるようになると、
どんどん伸びていくので、持ち前の根気力を味方につけて頑張ってほしいです。
父親バッハが息子のために、2声部をきれいに演奏するだけでなく、
なによりカンタービレの奏法(歌うように)を習得させようと書いたインヴェンション。
ピアノ学習者のバイブルとして親しみを持って付き合っていってくれたら嬉しいです。