2018.04.22
こんにちは。
ピアーチェノピアノ教室です。
ここ数日、初夏を思わせる陽気が続いていますね。
新学期の新しい環境に少し慣れてきた頃でしょうか。
先週の月曜日、アクトシティ中ホールで行われた、
マリア・ジョアン・ピリスのピアノリサイタルに行ってきました。
今年のアクト・プレミアム・シリーズ(5回)の第1回目のコンサートです。
ピリスは昨年引退宣言をし、日本の公演が最後となりました。
浜松の公演も随分前に完売となり、客席はぎっちり満席でした。
ピリスの演奏、本当に素晴らしかったです!
曲目はモーツァルトのピアノソナタ12番、13番。
そしてシューベルトの4つの即興曲。
ピリスの音楽はどこまでも自然で優しく、時に強く厳しく、悲しく、心に響いてきました。
御年73歳。ひたむきに、真摯に音楽と向き合い、人生を重ねられた奥深い音楽。
もうライブでピリスの演奏を聴くことができないのは本当に残念ですが、
このコンサートに立ち会えたこと、本当に幸せに思い、
感謝の気持ちで心が満たされました。
今年の浜松は素敵なコンサート、目白押しです!
2回以降のプレミアムコンサートも、ヴァイオリンの樫本大進さんや
チェロのミッシャ・マイスキー、ジャズの小曽根真さん、ショパコン1位のユリアンナと
魅力的なコンサートが続きます。
5月には、佐渡裕指揮トーンキュンストラー管弦楽団、
8月は反田恭平さん(P)、五嶋龍さん(Vn)、
9月には、浜松国際ピアノコンクールの歴代の覇者6名が二夜に渡り、
ピアノコンチェルトを披露します。夢のような企画ですね。
そして11月には3年に1度の待ちに待った浜松国際ピアノコンクールが行われます。
今から胸がわくわくしますね。
是非皆さんも音楽ホールで生の音、音楽を聴いてみてください。
練習では得られないものがたくさんあります。
ピアノの音も絶対変わってきますよ!