2018.03.07
こんにちは。
ピアーチェノピアノ教室です。
ついこの間年が明けたばかりと思っていましたが、
気がつけば、あっという間に年度末ですね。
今年度も多くの新しい生徒さんとの出会いがありました。
導入期(初心者)の生徒さんには、どうやったら苦労なく楽しく、
素早く譜読みができるようになるか?リズムが正しく打てるようになるか?等々、
日々試行錯誤しながらレッスンしています。
中でも難しいのが、就学前の生徒さんに正しい手のフォームを定着させること。
瞬間的に良いフォームになっても、すぐに崩れてしまいます。
まだ指の関節も柔らかく、支える力もないので指が外側に反ってしまうことが多いです。
あまりうるさく手の形を指摘すると、小さな子はピアノ嫌いになってしまう
可能性もあるので、しつこく言わないように心掛けていますが、
手の形の良し悪しは、音色の良し悪しと直結しているので、諦めるわけにはいきません!
まず指先を意識させることが大事だと思います。
自然に指先を意識してもらうために、
いろんなお助けグッズを使ってレッスンしています。
お手玉や弾力のあるボールをつかんだり、
柔らかめのクリップやトングを指先で押したりすることもいいですね。
そして最も大事なことは、
綺麗な手の形で弾くと、こんなにいい音がするよ!ということを実感してもらうこと。
子供は必要性を感じないことは絶対に直そうとしませんから。
今日は百均で仕入れてきた吸盤グッズやトングを、
何人かの小さな生徒さんに指先で触ったり押してもらいました。
みんな面白がって触っていましたが、指先の意識が高まったのか、
手の形が綺麗になっていましたよ。
もちろん音も良い音に!