2018.02.25
こんにちは。
ピアーチェノピアノ教室です。
平昌オリンピック、今回も沢山の感動をいただきましたね。
日本人の活躍もさることながら、選手の皆さんのコメントも心に響きました。
涙も笑顔も、他人を思いやるふるまいも本当に美しい!
ギリギリまで自分を追い込んで訓練する中で、怪我や挫折、
色んな困難を乗り越えてきているから、あんなにも自分に強く、
人に優しくなれるんでしょうか。
音楽、美術などの芸術にも通じるところがあると思います。
先日シネマイーラでゴッホの映画を観てきましたが、感動しました!
「優しさ」を感じて帰ってきました。
さて月一で行っている音楽塾(グループレッスン)。
先月は久しぶりに作曲家のお話(ブラームス)と、
拍について(強拍、弱拍)や、長音階のしくみの復習をしました。
覚えたと思っても時間が経つとすぐ忘れてしまいますから、
何度でも復習しながら進めていきます。
そして今月は聴音を中心に行いました。
聴こえた音をすぐに五線に書いていくのではなく、
音の方向(上行、下向)や、お隣の音に進んでいるか、
跳躍しているかなどを聴きながら、頭で記憶してから書いていきます。
このような訓練をしていくと、音型やリズムをモティーフ(旋律の断片)として
捉えることができ、譜読みや暗譜の速度も格段に上がっていきます。
また楽譜も、もっと大雑把に絵のように見ることで、
大体の曲のイメージを掴むことができます。
細かい音がたくさんあるか、長い音がまばらにあるかなど。
サンサーンスの動物の謝肉祭「鳥かご」や、
ドビュッシーのプレリュード「花火」と「沈める寺」も聴いて比較してみました。
そうしたら、生徒の何人かが「沈める寺」は発表会で大きいお姉さんが弾いてたよね?
と言ったので、子供たちの記憶力にちょっとびっくりてしまいました。
リズム打ち、和音聴音(Ⅰ、Ⅳ、Ⅴ)もして、よく知っている童謡に、
和声付け(伴奏付け)をしてもらいました。
みんな集中して取り組んでくれるので嬉しいです。
良い耳が少しずつ開いていきます。
楽しみです!