2017.11.12
日中暖かな日が続いていましたが、今日は風も強く、
夕方からは急に冷え込んできましたね。
今年はインフルエンザの流行も早く、すでに学級閉鎖の出た学校もあるとか。
手洗い、うがいの徹底を心掛け、欠席することなく、
元気にレッスンに通っていただきたいものです。
さて、投稿が大分遅れてしまいましたが、
先月29日に、ブルクミュラーコンクール浜松地区大会が、
カワイ浜松コンサートサロン〈ブリエ〉にて行われました。
3年前から開催されているコンクールですが、
初めて浜松で予選が開催されるとあって、当教室でも3名の生徒さんが参加しました。
嬉しいことに3人揃って予選を通過することができました!
小学1・2年生B部門に出場した小1のY君と小2のIちゃんは共にアラベスクを、
小学3・4年生B部門のMちゃんはスティリエンヌを弾きました。
小学1・2年生部門では8割の方がアラベスクを選曲されていました。
やはりアラベスク、人気がありますね?!
軽快でカッコいい曲ですが、ラシドシラッ ラシドレミッ レミファソラッ~と
速いリズムの16分音符が続き、リズムが転んでしまったり、
音がくっついてしまったりと、なかなか難儀な曲です。
しかも後半は、その難しいパッセージが左手に出てくるので、さらに大変になります。
ツェルニーなどの練習曲をやらなくても、
こういう憧れの曲でメカニックを磨いていくという方法も有りだと思います。
バイエルと違って、ブルクミュラーの練習曲は、どの曲にも題名が付いているので、
イメージも湧きやすく、表現力をつけるには最適な曲集です。
また、基本的な音楽用語もふんだんに出てくるので、
イメージと合わせて印象的に用語を覚えることができます。
ブルクミュラーは海外では日本ほど人気のある作曲家ではないようですが、
曲集は内容も濃く、優れものですから外せませんね?!
通過した3人は、表現力、テンポ感、テクニックなどお褒めいただき、
12月2、3日に行われる名古屋ファイナルに出場予定です。
改善点を見直し、思いっきりファイナルで表現してほしいです。