2017.07.27
中東遠PTCピアノコンクールまで、あと4日となりました。
先週の木曜日には、ゆやホールの舞台をお借りして、
コンクールに参加する生徒さんのリハーサルをしました。
何と言ってもコンクールは一発勝負!
いかに本番で実力を発揮できるかがポイントになってきます。
でも審査員や聴衆の前で、たった一人で弾く恐怖は、
本番を経験した人にしかわかりません。
自分の音しかホールに響いてない訳ですから、
想像しただけでも緊張してきますよね?!
そんな生徒さんの気持ち、重々知りながら、
いつも最後に送り出す言葉は『楽しんで、思いっきり弾いてきてね!』
もっと気の利いた言葉はないものかと思いながらも、やはりこの言葉になってしまいます。
本番でリラックスして楽しく弾くためにも、本番の緊張状態を再現した中で
弾く訓練(リハーサル)が大事になってきます。
自分がどういう状態になるかを把握すると共に、不安材料を極限まで減らしていきます。
指導者側としては、客席で聴くことは、普段、生徒さんの真横で聴いているのと違い
今まで見えていなかった部分(その子の魅力、改善点など)が明確になり、
あらゆる可能性を引き出していくことができます。
木曜のリハーサルでは、部門ごとに弾いたあとで、
ひと一言ずつアドバイスをしていきました。
お友達の演奏も良い勉強、刺激になったことと思います。
生徒さん、指導者共々、今後のレッスンが苦しくも楽しい濃密な時間になります。
ピアーチェノではピティナ本選出場者4名を含む十数名が
中東遠ピアノコンクールに参加します。
賞のことは二の次!
生徒さん全員が、本番ベストなパフォーマンスができるようお手伝いしていきます。