2017.06.18
秋の合唱コンクールや音楽祭で披露する合唱曲の伴奏者選びが、
先月あたりから各学校で行われているようです。
当教室でも毎年、その学年に当たる殆どの生徒さんが、
合唱曲を見て欲しいとレッスンに持ってきます。
学校によっては伴奏希望者が殺到し、
熾烈な戦いと言いますか、オーディションが行われています。
小4のYちゃんとお母さま、
『先生、大変です!今年はこんな難しい曲、歌うみたいです!』
と、焦った表情で楽譜を持ってきました。
「宝探しに出かけよう」(吉田峰明作曲)という曲。
なんでも、担任の先生が大好きな曲で、ずっとこの曲を歌って欲しいと
願っていた想い入れの強い曲だそうです。
複雑な和音とシンコペーションのリズムが続き、
確かに4年生にとっては難易度の高い曲ですね。
審査観点も明確に告知されているそうです。
① 最後まで弾くことができたか。
② 拍の流れに乗って、止まらずに弾くことができたか。
③ 曲想を生かして弾くことができたか。
(強弱、速さ、タッチの強さ、柔らかさ等)
8人の先生方で審査するそうです。
楽譜をいただいてから3週間程でオーディション。
しかも、これだけの要求を盛ってこられるとは、
なかなかのハードルの高さです。
頑張り屋さんのYちゃん、見事条件クリアで、伴奏者に選ばれたとのこと!
4月にYちゃんのおじいちゃまが突然他界され、
ショックで沈みがちだったYちゃんでしたが、本当に選ばれて良かった!
天国のおじいちゃまも喜んでいらっしゃると思います。
そして、浜松からレッスンに通われているMちゃん、
近々合唱のオーディションがあるとか。
浜松はアクトシティ中ホールで本番が行われるんだそうです。
どうしてもアクトで弾きたい!とのことです。
コンクール曲、そして来月の発表会で弾く連弾曲、室内楽の曲と
抱えている曲数も半端なく多いですが、
頑張りましょう!若いんですから!