2017.03.09
こんにちは。
ピアーチェノ山本ちえこピアノ教室です。
桜の開花が待ち遠しい季節になりました。
新たなスタートを迎える準備で、慌ただしい時期でもありますが、
2月末、中東遠PTCピアノコンクールとピティナピアノコンペティションの
課題曲が発表されました。
当教室では約半分の生徒さんがコンクールに参加しています。
コンクールの参加は、実力アップが図れるだけでなく、
集中力、精神力も鍛えられ、今後の人生においても
プラスになることが多い反面、弊害もあります。
その一つとして、どうしても通常のテキストの進度が遅くなってしまうこと。
課題曲だけにならないよう、バッハやメインテキストも並行して進めていきたいです。
どのコンクールも上位の賞を取ると、受賞記念コンサートに出演できるので、
みんな張り切って練習するのですが、幸運にもこれに出演できるとなると、
一年の4分の3ほどは、いつも本番を目指して練習する状態になります。
精神的にもかなりきついですが、いい演奏ができた時の
満足感や達成感、すがすがしさは格別ですね。
大きく成長する瞬間でもあります。
3月1、2日と東京で行われたピティナ課題曲説明会に参加してきました。
東京の説明会に参加するのは初めてです。
地方からも多くの先生方が参加され、第一生命ホールは満席でした。
一日目はソロ、二日目は連弾の講座でした。
4人のピアニストのすばらしい演奏と解説で、各曲の魅力が引き出され、
ますます選曲に悩んでしまいそうです(^^♪。
生徒さんの良さが出る曲、2曲の曲調のメリハリや調性を考慮して
選択しなくてはいけないので、本当に難しいです。
瞬間、瞬間でどんな音が出したいか、音を出す前に
必ずイメージし、心の準備をしてから音を出すことが大事!
そしてその時の絶妙な間の取り方のお話が印象に残りました。
新しい曲に取り組む時のワクワクした気持ち、
生徒さんとともに味わいながら、楽しくレッスンしていきたいです!