2017.02.28
26日は音楽塾(グループレッスン)を行いました。
新メンバーも3人加わり、今月からは楽典、コードネームのテキスト、
聴音(メロディー・和声)、楽典問題集を使用しながら進めていきます。
音楽塾は、本当の楽譜の読み方、本当の音楽の聴き方を学ぶことで、
聴き手の心に響く、素敵な演奏ができることを最終目標としています。
まず、掴むことで良い手の形、指先の感覚も高めていく、恒例お手玉体操から。
楽典(音楽の基礎的理論)ではト音記号、ヘ音記号だけでなく
ヴィオラの楽譜に出てくるハ音記号の読み方も覚えました。
リズムの勉強。
「知っている歌のリズム譜を書いてみよう!」
ピアノで弾いたリズムを書き取るのではなく、
既に知っている曲を、楽譜を見ないでリズム譜にしていく方が
関心度が高くなり、覚えも早くなります。
今回は童謡「ぞうさん」のリズム譜を、みんなで力を出しあって作っていきました。
リズムを見て叩くのはできても、その逆は意外と難しいものです。
『ここのリズム、こことおんなじだ!』『ここは付点4分音符じゃなくて2分音符だよ』などと
ワイワイ言いながら楽しくリズムカードを並べていきました。
楽譜を読む上で、ここが「同じ」、「違う」を見つけることは大事です。
リズム譜から、何の曲か当てるゲームもやってみました。
ヒントがないと、ちょっと難しかったかな?
「メリーさんのひつじ」「うさぎとかめ」当たりました(^^♪。
バッハやシューマンなどの作曲家は、自分や人の名前の中にある音名を
曲の中にメロディーとして入れて作曲することがあります。
生徒さんたちに自分の名前をローマ字で書いてもらい、
その中にある音名を探し、挙げてもらいました。
A(ラ)E(ミ)が、やたらと多くなってしまいましたが
日本人だから仕方がないですね。
その音名を使って、次回から少しずつ簡単な曲を作ってもらおうと思っています。
作曲家のお話、今回はショパンの予定でしたが、
時間がなくなってしまい、次回に持ち越しです。
現在のグループは小1~小4の中級クラスですが、
初心者、低学年の初級クラスも設けていきたいと思っています