2017.02.21
昨日(19日)は磐田市民文化会館で行われた、
東京フィルハーモニー交響楽団のコンサートに行ってきました。
1500席、満席でした。
曲目は
歌劇「ウィリアム・テル」序曲(ロッシーニ)
ピアノ協奏曲第2番(ラフマニノフ)
交響曲第9番「新世界より」(ドヴォルザーク)
皆さんよく聴かれる名曲ばかりです。
磐田でオーケストラの演奏を聴くのは本当に久しぶりです。
ピアノソリストはショパン、チャイコフスキー両国際コンクールで
入賞されている小山実稚恵さん。
小山さんは20年程前、10年近くに渡り毎年ゆやホールでコンサートを
開いてくださっていたので親しみがあります。
ダイナミックで勢いある演奏でコンチェルト(協奏曲)の醍醐味を味わうことができました。
アンコールのスクリャービン「左手のためのノクターン」も、
しっとりエレガントで素敵でした。
全て左手だけで弾く曲です。
目を閉じて聴けば完璧両手で弾いているように聴こえます。
(上手な人が弾けばの話ですが(^^;)
ウィリアム・テル序曲は、私が小学校3,4年の頃、
学校の音楽の授業で聴いて、物凄く感動した曲!
初めて買ったレコードだったと思います(^^♪。
第1部「夜明け」冒頭の深みのあるチェロの響き、しびれます。
第2部「嵐」迫力あるトロンボーンの音、カッコ良過ぎです!
第3部「静けさ」のフルートの優しい音色、心洗われます。
第4部「終曲」弦の軽快なリズムは、馬に乗って勇敢に疾走する光景を彷彿とさせます。
ウィリアム・テル序曲のことばかり書いてしまいましたが
「新世界より」も、どの楽章も素敵です!
第2楽章は日本では「家路」として親しまれている曲ですね。
オーボエの柔らかな音色が心に染み入り、涙ぐんでしまいそうです。
生のオーケストラの演奏を聴くことは、音色作りやスケール感を養ういい勉強になります。
是非、生のオーケストラ(管弦楽)、たくさん聴いて欲しいです!