2017.01.29
こんにちは。
ピアーチェノ山本ちえこピアノ教室です。
じっくりマイペース型の小2の○ちゃん。
コツコツと日々頑張っています。
「ピアノひけるよジュニア」の1巻~3巻を終え、
今は「ピアノひけるよシニア」の1巻に入っています。
今日、ドイツ民謡のモルゲンレーテ、まるにまりました!
この曲はメロディーが分散和音(同時に複数の音を弾くのではなく、
和音の音をバラバラに弾く形)でできているので、
隣り同士の音がほとんどなく、跳ぶ音ばかりです。
3ど上、3ど下などと音程読みしながら弾いていきます。
おっとりさんの○ちゃんにとって、
この跳躍が続くメロディーは、
いつも以上にゆっくりになってしまいます。
あわてんぼうさんには、自分の音をじっくり聴きながらの
ゆっくり練習が必要ですが、
このようなおっとりさんは、待っていてもなかなか速く弾こうとしません。
速い動きの練習に付き合うことも必要になってきます。
まず2つの音を速く弾かせるところから、
私が弾いて、同じ速度でまねさせながら
少しずつ範囲を広げていきます。
必要に応じて手首の動きも加えていきます。
こういう子は会話もゆっくりです。
早口言葉で訓練させることも有効ですね。
ピアノ学習者の、まず最初のあこがれの曲が
「エリーゼのために」です。
以前にも触れたことがありますが、
この「エリーゼのために」には32分音符が出てきます。
32分音符は4分音符(タン)の8分の1の長さで、速い指の動きが必要です。
なかなかの難曲ですが、
ピアノを習い始めたからには、
「エリーゼのために」が弾けるくらいに、
伸ばしてあげたいです!