2016.12.26
昨日12月25日は生徒さんたちのクリスマス会でした。
毎年ゆやホールの舞台で行っていますが、
ケーキを食べながら歓談の場も設けたく、
今年は福田のドルチェ倉庫をお借りして行いました。
「ドルチェ倉庫」は織布工場木造倉庫を音楽ホールに改装されたもので、
2013年には、母屋と共に国の登録有形文化財に指定されたホールです。
様々なジャンルのアーティストがこの会場でコンサートを行っています。
一見、寺子屋のようなレトロ感溢れるホール。
木のぬくもりを肌で感じられ、アットホームな雰囲気の中、
素敵なクリスマス会になりました。
まず始めにピアノ演奏。
思い思いのお気に入りの曲を披露しました。
みんな最後のレッスンから、格段に上手になっていて驚きました。
今年は初めての試みとして、事前に8小節の簡単な曲を渡しておき、
楽譜から読み取れること、発見できたことを発表してもらいました。
狙いは、自分で考え、音楽を作っていく習慣をつけること。
レベル高そうに聞こえますが、当たり前のこと。
楽譜が速く読めて、指が速く動いても、自ら楽譜を読み解こうとしなければ、
残念ながら、上達できないんです。
小1から中学生まで弾いてもらった後、発表してもらいました(園児は免除)。
3拍目から始まっている。前半と後半の4小節が同じリズム。両手ともメロディー、
速度がアンダンテ等々、みんな頑張って発表してくれました。
もちろん発見したことから、どう弾いたらいいかまで考えなくてはいけませんが。
ちょっとした勉強会の後は、音楽用語ゲーム、ケーキタイム、プレゼント交換で
盛り上がりました。
最後は全員で「きよしこの夜」をミュージックベルで演奏しました。
体調不良で欠席された2名は急遽お母様にお願いしました。
清らかで柔らかい音色に心癒されます。
全員で合わせたのは初めてでしたが、なかなかの出来でした!
生徒さんや保護者の方にも楽しんでいただけ、あっという間の有意義な3時間でした。