2016.07.22
まず最初にレッスンに取り入れているのは、
「うた」です。これは、以前にもお伝えしていたと思いますが、そもそも音楽の最初は、人の声でした。ですから歌うということは、音楽の原点なのです。
楽器で演奏するときも、メロディー(うた)が主役です。その主役をどう表すか、これはその曲にとって重要なことです。メロディーは、大きくなったり小さくなったり、速くなったりゆっくりなったりと、いつも同じではありません。また嬉しそうだったり悲しそうだったり。それをまず自分の声で表現する、そのために生徒達に色んな歌を歌わせています。声をだすことが苦手な生徒もいますが、小さな声でも最初はいいのです。次第に声をだすことが普通になってきます。ピアノを弾く時もメロディーを歌いながら弾くということもしているので、「うた」は常に身近にあると生徒達に感じていてほしいと思っています。