2022.10.22
さてまず1曲目 ドビュッシー 海
夜明けの海の静けさ、輝かしい日の出、木管とハープのさざなみ、トランペットで嵐、フィナーレはティンパニーと金管楽器で海の壮大さを表現し終わります。それを指揮者マケラがまるで目の前に見えるように私達聴衆に聴かせてくれました。お腹の底からワァーと気持ちが昂りました。
2曲目 ラベル ボレロ
この曲は聴きなれている曲なので、さほど珍しい事にはならないだろうと、たかをくくっいました。が、なんと新鮮なボレロ!今まで感じられなかった、艶やかさ色気をこの曲に感じてしまったのです!曲が高揚していくにつれ、私の身体が動いてしまう、そんな感じでした。
マケラの指揮の動きも独特で、停止したり肩の動きで表現したりと見ているだけでも興味深い。パリ管のメンバーもそれに大いに応えて素晴らしい響きでした。
まだ、続きます。