2016.09.05
「ノート」の活用
この段階でピアノのテキストを使い始めます。
ト音記号(高音部記号)・ヘ音記号(低音部記号)を同時に教えていきます。具体的に言いますと、右手はドレミ~左手はドシラ~と ‘ド, を中心に順次、右手は高い方へ、左手は低い方へと音を1つずつ教えていきます。
ここで五線譜ノートの登場です。習いたての音を生徒自身が書くことによって、新しい音がより身近になっていきます。
少し音を覚えてきたら「音あてテスト」を宿題にしたり、覚えた音を3つ並べて「3音聴音(ピアノなどで出した音を聴きとること)」をしてノートに書かせたりしています。音楽は、覚えることが多くあります。決まりごとが多いのです。私のレッスンでは、生徒達に2冊のノートを用意してもらい、1冊は持ち帰って宿題、2冊目は私のところでお泊まり用にして、次回までにこちらで宿題を用意しておきます。ですから常に生徒は、ノートの宿題、ピアノを弾く宿題、歌をうたう宿題の3セットをしてくることになります。ノートの効用はとても高いと自負しております。