2018.03.15
有名ピアニスト仲道郁代さんのピアノを初めて聴きに行ってきました。
テレビにもよく出演されていますが、
演奏はもちろん素晴らしく、エレガントな立ち振る舞いや
穏やかな口調が、今でも印象に残っています。
曲の背景やどんな思いで作曲されたかの説明の直後に演奏を聴くと、
まるで作曲家がそこにいるような、自分も同じ心境になったかのごとく
不思議な感覚になりました。
ロマン派の作曲家は、愛や憧れの感情を表す時に
6度の音程を使っていたことが多いとのことでした。
音程とは、音と音の距離を意味しますが、
例えば上行してシからソ、ミからドなど
初めの音から数えて6つの音で構成されていると6度となります。
ロマン派の作曲家ショパンのノクターン2番や、
リストの愛の夢の冒頭には6度が使われています。
他の曲にもたくさんありそうなので、6度を探しながら聴くのも面白そうですね!