2020.06.22
この2月、都立芸術音楽高校受験のために、聴音、初見視唱のレッスンに来ていたA君が、合格しました!\(^o^)/
女子は何年も前から目指して準備を始めるのに対して、とかく男子は入試の2~3か月前になって急に「音楽を専門にやろう!」と決める人が多いみたいです。(^-^;
A君も、レッスンを頼まれたのが昨年の12月。専攻の楽器の演奏は素晴らしいのだけど、自分で楽譜を書いた事がなく、聴音、初見視唱などやった事がない・・・。3か月足らずで間に合うかどうか心配だったけど、週に2回1時間半~2時間のレッスン、家でも練習できるように聴音の例題を100曲位CDに録音して渡しました。
聴音は単旋律と4声のハーモニー。聴音は、「聴く力」だけでなく、和声学の基本的な知識があった方が音が聴き取り易いと思ったので、和声学の初歩も説明しながら練習を繰り返しました。
初見視唱は、音程、リズムだけでなく、フォルテやピアノやスタッカートやテヌートやクレッシェンドやディミニュエンドや・・・いろいろな記号がついていて、それを全部初見で歌わなくてはいけない・・・。そんな例題集は持っていなかったので、全部自分で作曲しました。
彼は真剣に取り組み、家でも宿題をどんどんこなし、頑張った甲斐あって、見事合格!\(^o^)/近い将来、プロの演奏家になった彼の演奏を聴かせて貰えるのが楽しみです!(^_-)-☆