2011.04.25
タイトルのこの言葉。私がレッスン中で1番よく使う言葉かもしれません。ちゃんと弾けているのに、何だかしっくりこない演奏・・・。「これでいいのかな?」「間違えていたらどうしよう・・・。」そんな不安な気持ちが、全て音に表れているのです。楽しいはずの曲が、悲しげな曲になってしまいます。演奏中に私の顔を確認する生徒さんもいます。
「ちゃんと弾けてるから、自信を持って弾いてごらん。」
この一言で曲の雰囲気がガラリと変わります。ある先生が試験前に不安を抱えている生徒さんに、「いつもより派手な服を着て、お化粧も濃いめにして行きなさい。」とアドバイスをしたそうです。本人はとても緊張したそうですが、前向きな演奏ができ、試験官の先生方にもとても堂々として見えたとか。
今後も生徒さんにプラスになる言葉かけについて、いろいろ勉強してみたいと思っています。