2019.11.23
私がまだ幼稚園にも通っていなかった頃、父がよく口ずさんでいた歌がありました。ずっと曲名も知らずにいましたが、メロディーと歌詞は覚えていました。今、保育士や幼稚園教諭を目指す学生たちに弾き歌いの指導をさせていただいていますが、レッスンでも一度も耳にしたことがありません。先日その曲をふと思い出し、覚えていた歌詞から調べてみると、「山の子のうた」という曲でした。
短調でどことなく寂しさが感じられるその曲を、父がどうしていつも歌っていたのかはわかりませんし、亡くなった今では聞いてみることもできません。でも私の記憶に残っている、おそらく一番古い曲だと思うのです。決してメジャーな曲ではありませんが、これからも大切にしていきたい曲の一つとなりました。