2015.12.07
先週の金曜日に
右肩に出来た腫瘍の摘出手術を受けました。
直径6センチ程の結構大きい腫瘍でした。
ほぼ良性と思われるけれど
悪性の可能性もゼロではなく
診察を受けてから手術まで、
落ち着かない日々が続きました。
局部麻酔での手術です。
これ以上大きくなると
全身麻酔になるそうです。
当日、
手術着に着替えて、手術室に入ると
静かにオルゴールの音楽が流れていて
ちょっと気持ちがやわらぎました。
看護師さんが
不安な私の気持ちを
やわらげようと
手術の準備をしながら
色々とやさしく話しかけて下さいました。
手術中、楽な姿勢でいられるように
タオルやまくら(?)などを
腰や背中、足に当てて下さったり
手術台はせまいので
「落ちそうな感じです」と言うと
さっと補助の台を準備して下さったり
寒くないように
タオルを何枚もかけて下さいました。
先生も看護師さんもやさしくて
気分が悪くなったりしたら
すぐ対処して下さるような感じだったので
安心した気持ちでいられました。
看護師さんが何度も
手術中に声掛けして下さいました。
音楽を聴きながら、楽な姿勢で
目を閉じていると眠りそうでしたが
自分の心電図の「ピッピッ」という音が結構大きくて(^_^;)
眠ることはなかったです。
時々、麻酔がよく効いていない所が
「イタっ」となりましたが
すぐに麻酔が追加され
たいした痛みでもなかったです。
手術中、気分が悪くなることもなく
無事終了してほっとしました。
念のため病理検査に回します、とのことで、
結果はまだ先ですが、
良性でほぼ間違いないようです。
1ヵ月程、痛みが続くので
重いものを持ったり
上の方に手を伸ばしたり
あまり動かしたりしないように、とのことです。
手術中に気分が悪くならないかは
とても不安だったのですが
手術後の痛みの心配はあまりしていなかったので
1ヵ月も痛みが・・と思うと
いろいろ不便だな、と思います。
今も結構痛んでいるので
まだ車の運転は出来ないし
手を上げたり動かしたりがあまり出来ないで
よたよたと必要最小限の家事だけしていました。
レッスンがお休みの金曜日に手術をして
土日はゆっくりして、
明日から(日が変わったので今日ですが)
レッスンは通常どおり行います。
腕が動きにくいので
変な動きをするかもれませんし
ピアノもあまり弾けませんが・・・
まだしばらくは通院が続くと思いますが
レッスンはお休みすることなく出来そうです。
今回のことで、
弱っている時や
不安な時に、
安心できるように接してもらうことは
ほんとにありがたく
大事なことだな、と思いました。
看護師さんや先生の
思いやりのあるあたたかい対応が身に染みました。
そして、オルゴールのやさしい音楽で
リラックス出来て、
音楽って大事だなと思いました。
私も生徒さん達に
安心してもらえるような
そんな場になるように
誠実に思いやりを持って接していきたいと
改めて思います。