2012.11.10
まだ私が20代前半のこと・・
当時レッスンしていた小学校高学年の生徒さんが、
「この間、お父さんに、ピアノなんか弾いてみて、って言われたけど、
何も弾けなかった。
お父さんが、
なんや、ピアノ習ってるのに、何も弾けないんか、って言わはった。」
と話してくれました。
あ~・・そうか・・・
普段のレッスンで弾いている曲は、
こんなのが弾けるよ!と聴いてもらうような、
だれもが知っているような曲じゃないしなぁ・・
それに、1曲合格した後、そのままだと、
しばらくしてその曲を弾いてみたら、
弾けない・・!ってことになるよね・・
と、申し訳ない気持ちになりました。
それから、何年もたって・・
テレビで、ある小学校が取材されているのを見ました。
内容は、はっきり覚えてないのですが、
小学校の生徒さん達に、
得意なことを色々聞いていたように思います。
その中の1人、小5ぐらいの男の子が、ピアノが弾けると言って、
学校のピアノで、杉本竜一さんの「Believe」を弾き始めました。
すると、まわりにいた子供たちがピアノを囲んで自然にみんなで歌い出したのです。
その様子に、うわ~・・すごくいいなぁ・・と思いました。
その時、
ピアノが弾けるよ!というのはこういうことかな・・と思いました。
「何も弾けなかった・・」という昔の生徒さんに対する反省と、
このテレビの男の子のことから、
いつでも弾けるようなレパートリーが持てる、
そんなレッスンをしていきたい、と思いました。
そのためにも、
基礎練習もきちんとレッスンしていきたいと思います。