2017.08.26
世間一般的に、ピアノを習いに来られるお子さんの年齢で、一番多いのが年中さんくらいでしょうか?
私の教室でも、年中・年長さんくらいが一番多いです。
お子さんの性格や、手や指の形などで導入期の進度が違ってきますが、その頃に習うことで一番難しいことが、ピアノを弾く手の形や音をつなげて弾くことだと思います。
音をつなげることに気をとられていると手の形が悪くなったり、手の形を意識しすぎると音がつながなかったりと、ピアノを弾く楽しさが分かるまでに忍耐のいる時期があります。
その時期をクリアすると、曲らしく聞こえてきます。お家の練習で、出来なくて拗ねてしまうことがあるかもしれませんが、少し長い目で見守って頂けたらと思います。
小さい頃は、頭で考えるのではなく、体で覚えていきますので、繰り返しの練習が大切になってきます。
ピアノを弾いていくにあたり、壁に当たることもあると思いますが、今日弾けなくても明日弾けるようになるかも、という大きな気持ちで練習に取り組んでもらえたらと思います。