2019.10.30
今、中学生の生徒たちが合唱祭の伴奏を頑張っている。気づけば生徒全員伴奏の曲を持ってきている。
その中の中2の男の子。
「今年は伴奏賞取りたいんです!」
最初のレッスンで、はっきり言い切った。
「あ、、えっ?あぁ、わかった!」
いつになく、きりっとしたその雰囲気に戸惑ったけど、その理由が、そのうち明らかに。
なんと、幼稚園からずっと一緒のピアノの上手な女の子に、何かと伴奏オーディションで取られちゃったり(一度だけ猛特訓レッスンで勝ち取った事はあるが 笑)、去年も伴奏賞を取られちゃったから、今年こそは自分が頑張って取りたい、という事だった。
あぁ、なるほど…(^-^;
ちょっと可愛い…と思いながら、彼の期待に応えるべく、こういってはなんだが、たかが伴奏の曲を、細部までこだわってレッスンした。
そして、昨日、お母様からの報告。
結局、伴奏賞はその女の子になったと~_~;
でも、レッスンで言われたことを素直に練習していて、自信を持って堂々と弾いていて、親が言うのも何ですが、すごくいい舞台でした、指揮者&伴奏者が男の子で、評判も良かったと。
彼の望む伴奏賞は残念ながら頂けなかったけど、そんな素敵な女の子のお陰で、真摯に練習に打ち込み、いい演奏が出来た。私もなんだか嬉しくて、その女の子の存在に感謝(´∀`*)
そして、昨日は生徒の本番と同時に私の本番だった。もちろん課題もあるけれど、弾ききった感あり。次はシューマンのピアノ五重奏に取り掛かります!