2016.07.26
ここのところ、夏休み○○○、という記事が多いですが、今日は夏休みぐらい、というちょっぴり複雑?な話です。
Tくん、4年生はこの春に弟のAくんが小学校に入学し、キッズに行き2人で夕方レッスンに来るようになりました。
2人で来て、終わる頃お仕事帰りのお母さんがお迎えに、という感じでした。
入学当初は、Tくんの面倒見も素晴らしく、お兄さんだなぁ、を感じていました。しかし、Aくんがだんだん慣れてくると、やはり夕方はお疲れも出て、Tくんのいうことを聞かないことも出てきます。
「もう、A!いい加減にしようよ」
とは、言うものの、そんなに高圧的に言わないのは、私の前だから?そんな兄貴はつらいよ、みたいな時もありました。
夏休み、お母さんは普通にお仕事です。
レッスンを組むにあたり、 2人の様子やキッズの有無を尋ねて夏休み限定で、2人のレッスンを違う時間にしてみました。
Tくんは、一人で往復できる時間。Aくんは今まで通りの夕方遅くにお母さんと。
その1回目が昨日でして、入ってきたTくんの表情はなんか、明るいというか今日は身軽です、みたいな感じ。少し、待ってもらいましたが、その間も誰に気を使うことなく自分のペース。そして、レッスンを始める前にこんな話をしてくれました。
「ピアノに関係ない話、しても良いですか?プール、25メートル泳げるようになって、区の記録会に出たら、と言われたんだけど」
と。
夏休み前、泳ぐのが苦手で、プールは嫌いと話していたので、せめて25メートルは頑張ろうよ、と伝えたら頑張った!その結果、記録会に挑戦したら、と。
「まったく、できない人には学校も言わないよ。Tくんなら頑張れる、って先生も思ったんだよ。挑戦したら?」
夏期水泳教室、後半は4年生以上。ぜひ挑戦して、何か自信をつけてほしいかな、と思います。いつになく、Tくんも饒舌。夏休みぐらい、Aくんのお兄ちゃんというお仕事を、ピアノの時には解放してあげて、私とTくんの時間の流れでレッスンしてみたら、気分転換になり、9月からのプラスになるかな?そんな風にも感じました。
と、言うことで来月も別々です。夏休みぐらいはね!