2016.03.29
現在の生徒さんの中にも、楽譜を読むより実は聞いたほうが早い、とか弾いている手を見たほうが覚えるのが早い、と言う人は多数います。それはそれで、耳や目で捉える力ですのでないよりあったほうが、役に立ちます。
しかしながら、楽譜には全ての情報が詰まっているので、見て理解して弾けたら更に世界は広がります。
その3つがバランスよく使えたら、最強です。それはなかなか難しいことですけどね。どれかが勝っていて、それに頼りたいのが普通、とも言えますけどね。
そんな中、Aくんに出会いました。
彼の優位感覚はまさに、視覚と聴覚です。その視覚は、誰かが弾いているのを見て覚えて、我流で弾くことが出来ます。その見るものはYouTube。のだめカンタービレの中にも、そういうシーンありましたね?のだめちゃんが、先輩と共演した女性の動画を繰り返し見て、覚えるシーン。そのように何回も再生して見て、そして聞いて覚えて探して弾いて、の繰り返しでレパートリーにした曲は、バッハのメヌエットや、お人形の夢と目覚め、トルコ行進曲、パッヘルベルのカノンに、はたまたドラえもんの曲まで。素晴らしい力です。
しかし、それにしてもお母さんのほうが指南するのも限界と、楽譜も読めたら良いのでは?で、私のところに来てくれたのです。
すでにYouTubeで覚えて弾ける曲の、楽譜を見せました。驚愕の表情。ですよね〜普通にやってきても、パッと見て弾きにくそう、とかはありますからね。でも、それを弾いている、と言う自覚を持ってもらった上で次の段階。楽譜の仕組みを知る、と言うことで彼の年齢くらいの導入テキストを渡しました。大きな符玉にすいている楽譜ではありますが、1から。本当に1から理解すべく進めます。
読んで弾けるものと、聴いて見て弾けるもののレベルは導入と中級くらいの開きがありますが、そこを縮めつつ更に楽しめるようレッスンしたいと思います。
我流でなく、習いに来ましたが引き続き、YouTubeを見て弾けるようにしてくる宿題は、出しました。私に楽譜のあるものにして、弾けたら楽譜も見ながら整理していこうかな、そんな風に思います。
新たなパターンの、レッスン展開になりそうで楽しみです。