2016.01.28
「今日はピアノやめるって、お母さん言いに来たんじゃないよ!」
と、言いながらレッスン室に来たTくん。
「今日は、Tくんがこれだけ弾けるようになりました、を聞いてもらう見学日だもんね!」
見学日にして、聞いてもらうことにしたら少しは、練習するかな?の、私の作戦でもありました。
実はTくん、本人が言うようにお母さんがいらっしゃるときは、そういうやめるやめない、のお話の時が多かったのでした。そして、一昨日のトピックスに挙げた、悩めるお母さんの1人はTくんのお母さんでした。
さて、Tくんのレッスンを見学されて
「いつもこんなに喋るんですか?」
と、お母さん。そうです。弾いてきても弾いてこなくても、彼はよく喋ります。それが私は楽しかったりします。
お母さんは一昨日のお話から何か打開策を見つけられたようで、その家でのやりとりも教えてもらいました。Tくんの、嬉々とした顔。私とお母さんと約束をして、モチベーションが上がる術を見つけてみました。
ご家庭の方針で、飴と鞭は使い分けて下さって構いません。がんばったご褒美があっても、構いません。それが何か、どのタイミングかはご家庭によって違うでしょう。そういうお話も一昨日出来たことで、Tくんとお母さんの中に成立したようなのです。
その、成立内容はTくんにはとても、大切なことで、楽しみなようです。そのためには、約束した練習をがんばる、と。動機不純に感じても、いいんです!そのうち、弾くことが楽しくなり、ご褒美がなくても達成感が出るようになるよう、私も指導させていただきますので。
Tくんと、お母さんの笑顔が見られました!最後に来年度のアンケートを渡した時に
「これ、来年もレッスンしますか?の紙よ。お母さんとよく話してね」
と、言うと
「僕はやめないよ。ずっと続けるよ」
と、笑顔のTくん。その笑顔、私もずっと見ていたい、と感じました。