2015.10.07
まずはじめに。
私には定型発達の生徒さんも、障がいという個性をお持ちの生徒さんも、同じ大切な生徒さんです。
ピアノを弾く、ということはコツコツ積み重ねるのが何よりの上達。そこから先の感性はまた別になりますが、この積み上げはもしかしたら定型の生徒さんより勝っているのでは?と、思うことすらあります。
そんな昨日、中学生のTくんと小学生のRくんが初顔合わせ。いろいろな情報を間接的に、Tくんママからお聞きしたことをRくんママにお伝えしていました。それは先輩として、ためになることが多く、Rくんママの支えにもなったようです。
メールだけでなく初顔合わせ。それも親子で。更にいきなり、Tくんにはピアノも弾いてもらいました。緊張の中頑張って弾き、更にRくんはだんだん引き込まれても行きました。
二人、学校や地区こそ違うものの個別支援級在籍ということを紹介し、お互いに好きなゲームやテレビなど質問をしてもらって会話を。いつものグループレッスンだと、話すのを躊躇うTくんが昨日は流暢。Rくんもいつも「別に」が多いところが、昨日はしゃべる。
盛り上がったのはゲームの話題。そしてこんな会話が。
「Tくん、僕はもうすぐお誕生日でWiiのゲームを買ってもらうので、そうしたら僕のうちに来て一緒にやってください」
びっくりしたのはママも、かも。そして嬉しそうなTくんの表情。
「行ってもいいの?」
と。Tくんのママも
「よかったね〜お友達のお家に声をかけてもらえるなんて。はじめてかもね〜嬉しいね」
と。
社交辞令が苦手なタイプですから、これは本心。行かなければ、というか是非行ってお互いお友達として過ごして欲しいと私も嬉しくなりました。
TくんとRくんの居場所がピアノを通して、もう一つ見つかった、そんな気にもなりましに。今度は直接的にお付き合い。
こうして会話が弾むこと、私はこの上なくプラスに感じられました。これからの二人、刺激にもなり支えもあるでしょう。嬉しい一コマでした。