2015.06.25
昨日、一つのけじめがありました。
幼稚園の時からレッスンに来ていた生徒さん。現在中3。小学校から私学に通い、バス通学。それでも、ご家庭の協力もあり、昨日まで続いていました。しかし山あり谷あり。これは皆に言えることです。誰しも挫折なく、レッスンが進むことはないのです。
彼女もいろいろありました。部活で怪我をした。転んで骨折した。その他もいろいろ。でも、そんなことも、とりたててどうこうの話ではありません。長く続けていれば当然みんな、そういうことに遭遇することはあります。
でも彼女はひとつ苦手なことがありました。時間です。バス通学す。多少の時差のロスは多めに見ます。そこまで私も鬼ではありません。交通事情もあるし、学校での人間関係など、加味しての差し引きの時間、そのくらいは考慮します。
今は連絡ツールもあるので、上手に使えば問題ないので、その使い方も一緒に考えました。ご家庭との約束、私との約束、などいろいろ決めました。
可視化もしました。
算段、手立て、順序立て、イレギュラーの対応、その時その時ぶつかる度に失敗を重ねても少しずつ改善することもありました。しかし、持続しない。
先週話しました。
『ピアノが弾けないのではなくて、ピアノを弾く時間を作らないことと、ピアノに来る時間を計算できないことがネックなんだね。
来てくれさえしたら、弾けるように手立てはするけど、時間に来られないのはどうにもならない。どうしよっか。どれが自分に当てはまる時間の作り方かな?または、どうしたら今一度管理ができるかな?ピアノのレッスン以前の問題なんだけど』
念のために、ですが一度や二度のルーズさならば私も多めに見ます。しかし、彼女の場合はそうではないのです。ご家庭でも酸っぱく時間に対して話してくれ、いろいろお互い知恵を出しました。いや、知恵を出したつもりだけなのかもしれませんね。彼女にヒットする方法が結局見つからないで終わってしまったような後悔があります。
彼女とご家庭が話し合いの末、導いた結果は
『時間に自信がない以上、レッスンは迷惑をかけるので一度やめます』
でした。私は受け止めました。そして昨日、彼女の口からも
「ピアノをやっていて良かったことは、気分転換に弾くことができたり学校でも楽しめることです。でも、辛かったことは努力をしていなかったわけではないけれど、他の人より時間の使い方が下手で迷惑をかけていることです」
と。
私は伝えました。
「いつでも待っています。今度は自分で責任を取ってアポを取り、守れるようになったら、時間管理が今までよりできるようになったと思えたら、いつでも戻ってきていいんだよ」と。
何年もかけて彼女が出来るようになるのをある意味、待てなかった時間管理ついて。でも、レッスンをする以上それ以前の部分のけじめは、ある意味厳しいようですが必要かと。こちらの一方的な思いでなく、生徒さん自身も、そしてご家庭も気付き納得しての勇気あるけじめでした。
でも永年、彼女の時間管理を手伝ってきた私。来週もその時間になるともしかしたらそわそわしていたり?そんな風にも思えます。
☆誕生日の樹☆
今日、お誕生日の生徒さんの樹はムラサキハシドイです。珍しい名前だな、と調べたらライラック。それならよく知っている樹でした。