2015.05.12
長年にわたり、一人で個人相手にピアノのレッスンをしていると、自分のやり方の上に君臨してしまう気がする。
それはそれで、自分の城である指導法として、大事なことではあるけれど、時に見直すことも必要になる。
その見直しの手段の中に、セミナーを受けたり勉強したり、ということが含まれる。しかし実際、セミナーを受講しても受け身でそのままだと、机上の空論になってしまう。習うだけで、タンスの肥やしにならないようにしないと、ダメなのである。
そんな昨日は、久しぶりに人前、そても同じピアノに先生方の中で模擬レッスン?と言うか、模擬実習と言うかおこなった。それも当日の勉強会の中で
「今日はこんな風にしてみましょう」
と、決まって。猶予は数分。組み立てて、思い出してあとは出たとこ勝負!
同業者の中で、同業者を生徒さんと言うか親御さんに見立てて何かする、なんて音楽教室の研修以来。何十年ぶりだろう?久々の緊張感。しかし、その緊張があとで自分の糧になることは、経験から分かること。なのでやってみよう、やってやろう、という気持ちは鼓舞する。なんとなく戻ってくる感覚。集団相手の言葉がけや、間の取り方。
習うより慣れよ、この感覚。
一度に複数の反応や表情を捉える、あの感覚。
思い起こしたことが、また日々の自分の個人対応のレッスンに、活きてくるのでした。
昨日はわらべうたで歌そのものよりも、それを用いての実戦形式の勉強で強く感じたことがこのことなのでした。