2015.04.07
常々、ピアノを弾くということは、感覚をフル活用、と話します。
視覚〜楽譜を見る、読む
聴覚〜音を聴く
触覚〜鍵盤のタッチ、ペダルの足感覚
使わないのは嗅覚、味覚かな〜なんて笑って話をします。
食べながらピアノは弾かないし、匂いを嗅ぎながらも弾かないね、と。
でも実際に弾く時には使わなくても、弾くまでの経験に食べたものの記憶や匂いも表現の中には出てくるのかな、と思います。お菓子のタイトルの曲などもたくさんあるし、自然のタイトルのものだと、風の匂いとか花の香りとか、そういうのを感じていて弾くと違いますね。
そんな昨日、レッスンを終え玄関でさようなら、と送り出した兄弟がいます。すると弟のAくんが
「なんか、いい匂い〜」
と。確かにします。
実はこのマンション、キッチンの換気口が階段の方にあるためお料理の匂いが時に充満します。昨日の匂いは、どこかのお宅で煮魚でしょうか。そういう匂い。
「本当だ、いい匂いだね。先生のうちじゃないけどね」
そう話しました。
よく、息子が
「秋刀魚を焼いている匂いがしたからうち?」
「肉じゃがの匂いがした」
「タケノコ茹でてる匂いがする」
などと言って、帰宅してその匂いの元が自分の家だった時には喜び、違った時には落胆するそんな様もあります。
我が家の夕飯が生徒さんにバレるような匂いのときも、もちろんあるのかと思います。恥ずかしいような、匂いもわかるって素敵だな、と思うようなそんなことを昨日の一言で改めて感じました。
ちなみに写真のお料理は先日、大人の生徒さんとご飯を食べに行った時、メキシコ料理に行きました。そこでのサボテンのマリネサラダです。香り?あったかな〜上に乗っっているハラペーニョを避けるのに必死でした。