2015.02.19
想像して下さい。
自分が全くもって知らない、または苦手な分野の何か〜講座とか、講演会みたいなことに出席することになりました。
例えば、自分は思いっきり文系なのに理系の集まり、とかそういう感じです。
さて、自分はそこで最後まで居続けることができるでしょうか?
私たち、大人はもう理性が働きます。心の中で、「畑違いだ〜さっぱりわからん」と思い、後悔したとしても、そこにいることは出来ます。もしかしたら、他のことを考えたとしても体裁を繕うことは。
その、他のことを考える、とは講演している人の服装をチェックしてみたり、来る途中の気になったお店を思い出したり、そういうことで、無事に時間が過ぎることにすがる自分。この、他のことを考えているのは、すなわち集中が切れている時、なんです。でも、大人だから我慢で過ごせます。自分のものにはなっていない時間ですけどね。
それが子供だったりしたら?
「いつ終わる?」
「つまんない。帰ろうよ〜」
と、出るでしょうし、言葉の前に走り出したり寝転がったりグズグズ〜始まります。でもこれ、当たり前。分からないことには集中力がない、脳の覚醒が低下しているのです。
ピアノのレッスンもそうです。私の話が伝わらなければ、宿題を出しても何のこと?今からやることが分からなければ、一緒に弾いたり歌ったりも苦手。だから集中力が切れて、イスから降りたり、絵本に行ったり、座っていたとしても目がどこか他を見ていたり。
それは、生徒さんの経験値がまだ少ない証拠で、その経験をレッスンの中でつけてあげて、その経験を反復することで定着させてあげる。その反復のリミットは48時間以内だと効果的だと。となると、レッスン翌日には復習として練習をすると、自分の中に定着していくことになります。
難しい話に感じますが、いろんなことを経験して、一瞬入っても反復しないと自分のものにならない、大人の私たちでも実生活にこういうことありますね?
慣れていることの延長なら、すぐにできるけどお初のことには躊躇する。でも、何回かやれば入ってくる、ということ。生徒さんは小さくて習い始めだとしたら、全てがこの真新しいわからないことの連続なんです。なので集中しません。分からなければ聞けないんです。お話が。
昨日で終了した山本美芽先生のアンサンブルセミナー。最終回は『わかると聴ける』だったのです。
このセミナーで学んだことは、本当にレッスンにすぐに活かせます。自分自身も鍵盤ハーモニカのアンサンブルを通して鍛えられたこともあります。これからもレッスンで還元して、自分の音が聴ける生徒さんのレッスンを心がけたいと思っています。