2014.12.02
昨日は素敵な言葉と出会いました。
生徒さんのお母さんのご家庭での言葉がけ。
「ピアノさんを歌わせてあげて」
です。
どう言う時に使うか。
気持ちなく、バンバン雑に弾いていたり、気もそぞろで浮いた弾き方の時に使うそうです。でも、そう言葉をかけて、子供達も気づき弾き直すと、違う音だと言うのです。
「素人でもだんだんわかって来るものですね」
こうもおっしゃっていました。子供達が続けていることで、耳が出来てくる、と言うことです。
実は先日、そこのお家には学校のお友達が来てピアノを弾いたそうです。もうすぐ発表会だから、とその曲を。名前、分からず近所のお姉さんが弾いていた曲なので
「指が沢山動く速い曲〜難しいのかな?」
と、思ったとか。子供たちは当然、同じ年の子が近所のお姉さんが弾いていた曲を弾くので
「すごい〜〜〜」
になります。
私はその曲は、ブルグミュラーの“アラベスク”だと、感じました。
こんな感じの曲でしたか?と、弾いてみたらその通り。でも、その親子と言うかお母さんからしたら、その曲がどんなレベルでいつ位に弾けるものなのか分からない。でも、自分の子供と同じ年の子が弾いたから、と何か感じるところがあったようです。
でも、その後に自分の子供達も弾いたら〜
「そうしたら、その子より簡単かもしれないけど、曲のメリハリって言うんですか?そう言うのがうちの子達にはついていて、これがいつも先生が言う大事なことなんだとよそのお子さんを聞いて実感しました。だからそのお子さんが帰った後、うちの子供達にはピアノさんがあなた達の時は歌ってたよ、と言ったんです。そうしたら、ただ凄いだけじゃダメってわかったみたいです」
と。
そうなんですよね。特に人前で弾く発表会の曲などはただ、弾けただけでは相手に伝わらない。そこをいつも言います。だから普段の積み重ねも大事なんです。
その普段から「ピアノさんを歌わせてあげて」と言う言葉が出るご家庭。お子さん達幸せですね。伸びて行くのが楽しみです。
私の引き出しにも増えた言葉です♡