2014.11.24
本番が近づいてくると、その本番を想定して色々言葉がけがかわってきます。
うまく行けば
「良かったよ」
「頑張ったから成功したね」
とか、モチベーションが上がり次につながる言葉も、どんどん出て来ますね。ついでに、欲も出てしまいます。
「今度はもっと〜」
みたいに。
その反対の時に、掛ける言葉がだいじです。
「ほら〜あの時練習しなかったから」
なんて、実際思っていても口に出せず。
「次があるよ」
と、言いつつもその曲はもう弾かないかもしれないし、この本番はこの日だけ。きっと本人にも自覚はあるはず。
だから、本番前は私はこんな風に言ってしまう。
「よく出来ても、ミスしても本番は自分が一生懸命弾けて、自分がその曲を好きで演奏したのなら先生は何も言わないよ。もう当日はね。だから今はまだ駄目出しをする」
と。
生徒さんはやはり気になるのが、お母さんみたい。
「お母さんに怒られる」
とか聞きます。そう言われた時私が言うのは
「お家でいつも応援しているから、ついつい子供には厳しいのが親なんだよ。でももし、怒られちゃったら先生に言ってね。先生がお母さんに、言ってあげる〜がんばったのは先生が知ってるからね」
とか、そんなこと。
ニコッと笑う生徒さんたち。失敗は成功のもとでもあるから、一つずつ本番をこなして大きくなるのは間違いないですからね。
しかし、自分の子供のことって本当に複雑。
昨日は息子の試合がありましたが、負けました。息子は打てません。帰りの電車で気まずく掛ける言葉が見つからなかったのは、事実なんです。
また、個人のピアノとチームプレーは違いますからね。悔しいのは自分が一番わかっていて、傷口に塩を塗るような言葉をかけてしまいそうで、腫れ物に触れるのを避けているような。また下手に良いところだけ褒めても、本人には響かないのもわかっています。
まだまだスポーツをやる子供の親に、精神的に慣れない自分に落ち込んだのも事実です。まだまだこちらには修行がさらに必要です。
今日は距離を開けて、息子と向き合うべく笑顔で送り出しますか。