2014.11.11
先週のNちゃん。
昨日のRちゃん。
2人とも小学二年生の女の子。
弾けるのが楽しくて、普段の課題もこなすし、発表会の曲も仕上げて来ている。
学校は違うけれど、去年の発表会でピアノなじみになったはず。雰囲気も似ているし。
そして、指が少し弱いのも実は共通。
そんな2人に出していた宿題が、
「ゆっくりフォルテで弾く。決して本来のテンポにしたらだめ。そのテンポにするのはレッスンのここで。とにかく一週間(Rちゃんは二週間だった)それで丁寧に自分の指も見てかっちり、きっちり」
というもの。ゆっくり弾けなければ速くは弾けないの。焦って沢山弾いても逆効果。
小学校高学年以上には出すけれど、低学年には出さなかったある意味、苦痛のこの練習。でも2人はやって来ました。家で聞いている方の方が、“ゆっくりしか弾かないで平気?”と思ったほどと。出しておきながら思わず
「嫌じゃなかった❓一度くらい速く弾いちゃえって思わなかった❓」
と、聞いてしまった私。
すると2人とも
「大丈夫。約束したし」
とのこと。
しかし、そに我慢の末、お家の方も心配していたゆっくりだけの練習の末、本来のテンポにしたら〜
転ばない、音の粒が揃う、テンポ一定
と、良いこと尽くし。本人たちもびっくり❗️
昨日のRちゃんも
「ここのところが弾けるようになった」
と、嬉しそう。
そうでしょう❓
「先生、嘘はつかないよ。でも守って弾いて来てくれなきゃ出来ないのよ」
今度の練習課題はゆっくりの日と、テンポアップの日。それを自分で聴いて考えてこなして来るように。今の2人なら大丈夫かな。楽しく仕上げていきましょう。
もう一つ共通の奏法についてはまた今度。Nちゃんに実践したらアップします。