2014.11.02
昨日は娘の文化祭へ。
この週末は、文化祭ウィークです🎵
有志バンドと管弦楽部にいる娘。バンドではドラム。管弦楽部では、打楽器です。
昨日もティンパニー、トライアングル、カスタネット、と目まぐるしく楽器をみんなで交代し、分担して演奏していました。
昨日のメインは、この表紙絵にもなっているようにバレエ組曲「白鳥の湖」より。チャイコフスキーが、最初に手がけたバレエ組曲です。
これを機に、チャイコフスキーはそのあと「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」と、バレエ音楽を作曲して行くことになります。
場面ごとの描写にそれぞれあった楽器。
もの悲しいメロディーにはオーボエの音が合います。あの、「白鳥の湖」といえば、の有名な旋律はこのオーボエです。
ホルンの三拍子の伴奏は温かみがあり、これは「くるみ割り人形」の中の“花のワルツ”にも言える響きです。
そしてお国柄を出すリズムのはっきりした曲には、やはり重要なのは打楽器です。この中では、“スペインの踊り”で、カスタネットがそのスペインらしいリズムを刻みます。情熱的な闘牛士やフラメンコに使われるリズムです。
オーケストラは全ての楽器が、特性を出しメロデーを奏で、伴奏を刻み、効果的に響かせて、という分担で演奏されます。しかし、ピアノは一つのピアノという楽器で各々の役割を自分で演奏します。
よく、私も
「そこはティンパニーみたいにボンボンって」
「そのトリルはフルートみたいに」
など、オーケストレーションの例えを出しますが〜
実際に聞いたことがないと想像出来ないものですね。ピアノ以外の楽器にも触れたり聞いたりして行って欲しいので、また音楽会の情報や音楽番組の情報もシェアして行きたいと改めて感じながら、昨日は演奏を聴いていました。
明日もまた文化祭です。同じ演目ですが行って来ます。明日は他の音楽系の部活も聞いてこようと思います。