2014.10.23
そろそろ〜
曲の仕上がりについて、二分される時期ではあります。とはいえ、生徒さんの優先順位や性格、曲をもらった時期にもよるので、全員が今、
“ここまで弾けなければダメ”
と言うのはありません。
ラストスパートに強い生徒さんもいますのでね。燃えるのを秘かに待つだけです。一応、レッスン回数を明示したり、カレンダーをみたりしての可視化で少し意識をしてもらいます。こう言う生徒さんは、自分で納得するとエンジンがかかります。周囲の忍耐は必要ですが、そこまでのお膳立てでいかにも、となります。当日に最高潮を持って行きやすいタイプです。
早めに頑張って練習した生徒さん。すでに両手で曲があらかた完成したようにも感じられますが、ここにも課題が。キープする難しさ。チャラ弾きにならないように、です。ゆっくりの練習を欠かさずにもう一度確かめながら弾くと、自分のものになって行きます。
先日のセミナーでこんな言葉がありました。
「練習すればするほど指が運動しておるだけで、内的聴覚は使えていない」
です。内的聴覚、の言葉は難しいので生徒さんにはよく聞いていないことだよ、と話します。
例えば、譜読みをしている真剣な時は周りのことが気にならず、集中していた。でも弾けて楽しくなってくると、よそ見も出来る。ご飯まだかな、あ‼︎今日は◯◯のテレビだ、とか他のことを考えている。曲自体は流れているから、お家の人は弾いている(練習している)と思うけれど、実際は〜
という話です。
そしてその状況に気づかれる保護者様もいるので、相談を受けます。
ただ弾いてはダメ、の話しを説明するのが私の役目。いろいろ例えて行きたいと思います。
いずれにしても、発表会前はドラマがあるものです。曲を仕上げるというドラマ。このシナリオが全員違うので、それが楽しくもあり、私の勉強でもあります。