2014.10.08
私がこの仕事を始めた頃は、時間を追って生徒さんの学年も上がったものです。
2時くらいから幼稚園児。
学校が終わって小学生。
日が暮れて中高生。
こんな感じ。そして、夜に大学生が来たりOLさんが来たりしていました。
故に私も昼間に照準でテンション上げておき、徐々に椅子に座って言葉だけでレッスン可能という、そんな流れでした。
それが今は、時代の変化ですよね。そんな時間割の日は滅多になく、年齢バラバラでレッスンとなります。
昨日は朝に大人の人。
午後一番大人の人。
幼稚園児、小学生と続きますが学年はバラバラ。低学年が高学年をサンドイッチ。そして最後、真っ暗になった頃、保育園児。
こんな流れ。
実はもう何年も前になりますが、こういう風に学年がバラバラなレッスンが始まった時は、自分のテンションやペース配分に戸惑いました。
ソナチネやソナタをレッスンした後、ばっちりお昼寝をして来た元気な保育園時とピアノの導入。どうして良いか迷ったものの、慣れるものですね〜。今では切り替えスムーズに。いつどんな時間にどんな年齢でも、自分のテンション持って行かれるようになりました。勿論、一呼吸というか切り替わりに自分のスイッチ、入れ直す深呼吸はしていますけど。
生徒さんによって、自分は作られて行く、を実感しています。年を取るのに若返りの出来るレッスン。そんな日々です。
でもなにより、その時間にレッスンに来てくださる、又はその時間だから連れて来て下されるのでしょうが、生徒さんのやる気とご家庭のバックアップに感謝です。