2014.08.31
合唱コンクールのシーズンを迎えています。生徒さんの何人かは、実際に伴奏に決まっていて、夏休みに練習をした人と、これからオーディションで練習している人と様々です。常々、伴奏とは〜の話はしていますので、今日はそれではなくて、決まった場合の譜めくりについてです。
学校の合唱コンクールでは、めくり二ストのつかない場合の方が、ほとんどですね。自分で工夫してめくれるようにしないと、です。勿論、通せるようになった時私からもアドバイスをします。どこでめくれそうか。それには時々順不同に閉じたり、次のページの数小節を書いて小見出しのように貼ってみたり、とその曲によって様々ですが、ちょっとした工夫を伝えます。しかし何より曲のテンポがありますね。
中2のMちゃん、伴奏者に決まり練習しています。不定期のレッスンですが、先日来た時には伴奏に決まったから〜と、しっかり通せる形でレッスンに来ました。音のミスを少し直すくらい。あとは、曲の性格の話をしました。そして、譜めくりの話し。何しろアップテンポ、和音も多く休符も少ない“新しい世界へ”という曲。めくるならここしかない‼️と、伝えて帰し、そして昨日。
案の定、暗譜で弾けるくらいにしてあったMちゃん。そして、楽譜を見ると厚紙の裏打ち。なるほど〜これだとばさっと瞬時に勢いつけてめくっても、微動だにせず安定している。いい感じです。今まで、折り目をどう付けるかとか、考えていたこともあったけれど、これならいいかも。
さて、昨日は音のミスも直っていたので、今度はパート練習の時に伴奏者がパートの音をしっかり弾けるように、声部ごと、またはどことどこの声部とか、そうなっても対応出来るように。さらにはこの曲は終盤に、ハンドクラップとアカペラの場所があるので、そこのポイントを伝えました。その間、伴奏は休めて腕は楽になるけど、耳はしっかりね、などと細かいことを。
合唱コンクールがあるので、レッスンもかなりつめて来ています。とても頑張っていて心配はしていませんが来月のレッスン、寝かしてある発表会の曲を起こして来てね〜と、念押ししました。失笑のMちゃん。こちらも楽しみにしていますよ。