2014.07.11
高校3年のSちゃん、昨日のレッスンで進路が決まった、と話してくれました。試験は先週の土曜日にありました。
作文を書いて提出し、そして面接があったようです。面接では一通り、志望動機とかは聞かれます。そして最後になって好きなことは、と聞かれたそうです。
自己PR書でも書いて先に提出していたのなら、そこに書かれていることを聞かれるだろうと、予測はつきますが全くそういうことはなかった訳です。
そしてSちゃんは
「ピアノです」
と、答えたそうです。
嘘はありません。何しろ高校入試の時も、休むものかと思って話しをしていたら、後でお母さんから
「生活の一部なので休まず行かれます」
と、連絡があったほど。好きなのです。
何を弾いているか、とか好きな曲は、などと聞かれ緊張しながらも答えたようです。別にそこで“◯◯のソナタ第◯番”なんて、答える必要はないのです。本当に今、自分が気分転換に弾いている曲、弾き続けている曲があることに意義があるのです。
Sちゃんに言いました。
「音楽の道に進路を決めた人が、趣味に音楽っていうのはね〜言い難いのよ。でも、そうでない分野の選択の人は趣味で音楽、好きなことはピアノを弾くって堂々と言えるのよ。上手い下手じゃない、小さい時から続けてきたから言えること。胸を張って伝えていいのよ。弾いているのが、JーPOPだって、ディズニーソングだって別にいいのよ。あなたが好きで弾いているのなら」
合格はしたので、今さら面接の話しはどうでも良いことなのですが、とっさに出た面接でのピアノのこと。勝手に喋って来ちゃったけど〜みたいな、謙虚な姿勢があったので、それは正しい答えで自信を持っていいのよ、を伝えたくて私も話しを進めました。
面接側からすれば、何が弾けるとかそういうことではなく、小さい時から続けている=努力をしている、継続する忍耐がある、などそういう点に評価が行きます。取って付けた面接のための趣味ではないですよね〜芸事は。そこが評価して頂ける訳です。
でもね、別に普段もこういう面接のためにレッスンしていた訳ではないよね。好きで続けられていた自然な結果。それに付き合っていた私、というだけ。
Sちゃん、本当におめでとう。