2014.05.22
昨日のライティングセミナーでは、「生徒さんの声を集める」が、テーマでした。
山本美芽先生は音楽ライターです。まずは、先生がインタビューに行く時のお話から始まりました。
取材の依頼を受け、そのインタビューする音楽家さんの予習をする。その予習も、音楽を聴いたり何か参考文献を読んだり、と丁寧に。駆け出しの時のエピソードなど交えてくださりました。
そして、インタビュー当日。大体1時間くらいだそうです。どう、切り出すか。相手を不快にさせず、こちらの誠意を見せて質問をする。話が盛り上がれば脱線することもあるそうです。でも、その脱線の中にキラッとその人の何かが見える時もあるそうです。何が使えるか、原稿を頭において今度は次の作業です。
インタビューしたことのテープ起こし。一時停止を繰り返し、話を書き起こすそうです。今では1時間の取材に対し、1時間くらいで原稿用紙に起きせるそうですが、最初の頃は10時間くらいかかったそうです。
そして、そこから記事にして推敲し、編集でOKが出れば雑誌に載ります。
今後、先生や他の人のインタビュー記事を読む場合の、見方が変わりました。苦労話が聞けると、そこに至るまでを想像してこれから読み進めたくなりました。
こんな過程をお話ししてくださってから、今度は私たちに置き換えます。生徒さんの声、どんな風に集めるか。
皆さん、体験の時、発表会の後、面談の時などにアンケートは行っています。その書式についての見直しもありました。ざっくりご自由に、の欄が多くても書けない。書く側が書きやすいように、答えやすいように持って行くということ。
◯をつけて答えていただく場合のその言葉の選択肢についてバリエーションを広げる。度合い(非常に楽しい、楽しい、やや楽しい、などの言葉)の選択肢の他、具体的な言葉(明るい、暗い、長い、短かい、速い、遅いなど)の選択肢の言葉を増やす。そうすることでこちらのアンケートの意図が明確になり、より良い声が集まるそうです。
私が普段、生徒さんに対して
「何か弾きたい曲はなぁい❓」
と、レッスン中に投げかけるのはカルテ式の問いかけだと言うことも気付きました。お医者さんの問診と同じです。だからカルテ式。しかしそれだと、漠然として答えにくい生徒さんもいるのだと感じました。勿論、弾きたい曲がすっと答えられる生徒さんにしてあげる私の目標もありますが、その前に答えやすい質問の投げ方を私の方が、マスターしないと、と思いました。