2014.05.09
生徒さんの一言に、ハッと気づくこともあります。その一言、頂き‼️と、思うようなことです。それには大人とか子供とか関係ないものがあります。言葉のセンスですね。
昨日のレッスンで小3のHちゃん。
この連休に頑張って練習してきた曲の数々。本当に良く弾いてありました。スタートは他の先生で、昨年度私のところに来ました。音楽はとても好きですし、良いものも持っています。でも、誰しも苦手なものもありますね。でも、その苦手なものが見つかる、というのは先に進めるポイントだと思うのです。
私自身、かつてはその生徒さんの苦手で、できない部分を
「やっていないでしょう」とか、「足りないね〜」と、一方的に言うことしかしなかった時期もありました。わか〜い時です。でも、初めてのことは出来るわけがない、ということやその苦手なことをいかに生徒さんに理解してもらうかが、こちらの仕事、と気付き経験を重ねて今に至っています。
そこで、昨日のHちゃん。
ある曲を全部弾けるようにしてきましたが、苦手なリズムがあります。付点のついた、生徒さんにはスキップのリズムと、伝えているリズムです。それが沢山出てくる曲で、さらにそれがその曲の楽しい感じを伝えるものでもあります。
でも、中にはそのリズムが弾けている箇所もあるので、出来ないことはなさそうです。この曲をそれらしく仕上げるには、そこを何とかものにしないと、という正念場です。Hちゃんと話すと、正しくかっこ良く仕上げたい、という気持ちがあるようです。そこで、まず聞いてみました。
「仕上げるためにどうしよっか」
と。
だいたいの回答は、練習するとかたくさん弾くと言う言葉が出てきますね。もちろん、どれも正解でその先どうするか、どうしたら出来そうか、が私の伝え方の出番です。するとHちゃんはしばらく考えてからこう言いました。
「研究する」
かっこいい〜‼️そして、小さな生徒さんの口から始めて聞きました。研究する、という言葉。それもピアノの練習に対して、です。
苦手なものを練習するそのやり方は、全員違う。先生が子供の時にできなかったところはこうやって練習したけど、Hちゃんは違うやり方かもしれない。またそれは、弟のTくんだってお友達だって違うやり方になるかもしれないから、自分のやり方を見つけよう。そんな話をしていたので、「研究する」と言う一言が出たのかもしれません。なので研究のしかたとして、こんな風にやってみては❓の例はいくつか挙げました。後はHちゃんの研究次第です。
しかし、「練習する」ではなく、「研究する」と言う一言に私は感動し、言葉のセンスを感じると共に、「研究する」の方が、長い目で見たら良い言葉なのかな、と感じました。生徒さんの名言です。