2013.10.25
昨日は、Mちゃんの中学校の合唱コンクールに行ってきました。今までも生徒さんは合唱コンクールの伴奏をして来てはいましたが、学区の中学校ではありますが何だか、ピアノの先生が1人ふらっと行くのも恥ずかしく躊躇っていまして行ったことはありませんでした。
Mちゃんは学区の違う中学で、かつ自分の母校と言うこともあり、何だか行けたのかもしれません。・・・でも実際に行ったら生徒さんの他に、私の幼なじみの友人の息子さんも伴奏をしていたし、娘の音楽教室のお友達も伴奏をしていました!思わぬ偶然に、楽しい時間でした。
1年から3年、全ての演奏を聴かせてもらいました。1年生は清々しく、2年になると急に声量も増し、3年は迫力がある。自分の時を想い出したりもして聞いていました。審査発表の前に音楽科の先生が各クラスを講評します。その講評が素晴らしかったのです。クラスの様子、選曲から練習の過程を全て見ていらして、個人的に名前を出して「頑張ったね」みたいなことをも誉めます。そして音楽的なことも細かく伝えていました。
「あの曲の、あそこの部分は泣けたよね・・・そこをうまく表現したね」
「どうなるかと思ったけど・・・まとめたね。あの歌詞をこんなに伝えられるようになって良かったよ」
等です。
更に伴奏と指揮にもかなりコメントがありました。2曲弾いたMちゃんも
「〇〇さん、2曲頑張りました。お疲れ様!」
と、ありました。確かに2曲とも弾いたのは3学年通しても、Mちゃんともう2人しかいなかったかな。
他にも伴奏や指揮のコンビに対して、本当に合唱を主役にしていた素晴らしいクラスの2人を誉めていました。3年生です。
「伴奏の底上げ力、素晴らしかったですよ。出過ぎてはいけないピアノ、でもしっかり弾かないとだめだし、少し崩れたところで指揮がしっかり刻んで建て直す。でも何より主役は合唱であることを分かっていた2人」
なんていうコメントです。
私がいつも言っていた「ピアノが弾けるから伴奏が出来る」とはならない、ということをこの先生は随所に語られていました。そして派手な前奏や目立つ伴奏がなかった合唱曲を弾いた生徒さんが、最優秀伴奏賞(3年生)に選ばれたこともその通りの結果だな・・・と感じました。この先生の元で、Mちゃんもあと2年合唱コンクールを経験していくのだと思うと、それは素晴らしいし楽しいだろうな、と感じました。
そして私はMちゃんが先週伝えたことをクリアし、しっかり弾いていたこと。やはりペダルを工夫したことによって重くならずきれいに弾けたことは良かったと感じました。ペダルの使い方は、ああいうホールになると難しいです。各クラスの演奏を聴いていてペダルの上手な生徒さんの伴奏には本当に好感が持てました。
そのMちゃんのクラスは銀賞で、本人は悔しかったそうですがまた次に向かうことかと思います。クラスもまとまっていて、楽しそうな学校生活も垣間見られました。
ピアノを弾ききった達成感ではなく、クラスのハーモニーを感じて弾いていく達成感、それが伴奏です。これからも伴奏を引き受けてきた生徒さんにはそれなりに伝えていきたいと思いました。