2013.08.21
昨日は銀座のヤマハで開催されてる、「むかしむかしの素敵なピアノ展」に行ってきました。
クリストーフォリ、ブロードウッド、ワルター、グラーフ、エラール、そしてスクエアピアノの6台が展示されていました。そして各々のピアノで演奏されたその当時の作曲家の作品も、視聴することが出来ました。更に、実際にそのピアノでのミニコンサートもあり、昨日はピアノとテノールの演奏。時代背景なども聞きながら、有意義な時間となりました。
さて、子供の時ハイドンの作品を弾いていた頃・・・先生に
「その弾きかたではなく、スタッカートでもなくノンレダートでもなく、チェンバロに近いニュアンスで刻めないかな」
と、言われたことがあります。その頃、ピアノの前身はチェンバロだったということくらいは分かっていますが、ハイドンの時はもうチェンバロよりも一応ピアノじゃなかったっけ?と思ったまま演奏し、結局私も先生もしっくりしなかったような記憶がありました。
昨日、写真では真ん中になるのですがブロードウッドの視聴をしたときに、その謎がウン十年以上もたって解決しました。
ブロードウッドで視聴できた曲は、ハイドンのソナタだったのです。自分が演奏したものとは違いましたが、独特のハイドンらしいフレーズ。三度のフレーズとか続くわけです。ブロードウッドのピアノだと、そういうフレーズがその昔言われた・・
「スタッカートでもノンレガートでもない、チェンバロみたいな感じ」
という音になっているのです。ピアノの持つ音が、チェンバロを思い出させるような響きなのです。
ピアノの元祖、と言われるのはその手前もあるクリストーフォリですが、それより時代があとのピアノでも若干チェンバロチックな感じで音は響いていたのです。
ようやく納得!!
ウン十年経ちましたが謎が解けたし、これからのレッスンでも生徒さんにその構造なども伝えながらレッスン出来るな、ととても貴重な時間を過ごすことが出来ました。