2023.08.19
井上spirit
2日前のトピックスにも、何気に書きましたが、これは前回の発表会でスタッフをしてくれたTくんが、発した言葉。
いわゆる、無茶振り。
当日のサプライズ。
これに至る経緯は、様々。打ち合わせはしてあるけれど、内緒にして当日までお楽しみにするパターンと、本当にその日、その場の無茶振り。
前回、欠席も増えてなんか盛り上げるのに、当日にやらなければならないことが、見えてきて。
「これ、やってみて!」
と、1人に振ると絶句。助けるような目を、Tくんに向けると、
「それをやらなきゃ、いのうえピアノ教室じゃないからね。それが井上spirit」
と、彼らを嗜む。
また、その場の空気を察して盛り上げる、これも大事なspirit。
全て無事にクリア。しかし、それが何のサプライズだったかは、もう私も定かでなく。どこまで用意したサプライズで、どこからが当日のサプライズかわからなくなっています。
これ、やはりコロナ禍の発表会でコミュニケーションが取れにくくなり、薄らいでいました。でも、最近徐々にその流れがまたレッスンで、出来てきています。これは、発表会参加回数に比例します。
でも、その子のタイプにもよります。これを苦痛に感じる子には、振りません。そこまでの無理強いはしません。こういうサプライズに向く気質と、演奏専念気質は各々を尊重。そうしないと、心地よくないのでね。
昨年の今頃は、と、振り返っていたら色々思い出されてきました。その、スタッフをした彼らは、今、密な青春中。それはそれで嬉しいこと。でも、頭の片隅に発表会があったら、嬉しいなぁ。