2023.08.16
J-POPなどを、弾き始めた中学生たちに再三、伝えていること。
でも、今まで教則本をきちんと弾きましょう、そこの音は必ず入れて、みたいなレッスンをしていて、いざJ-POPになったら、
「え?弾かなくていいって?」
内心、それって自分が下手だから、先生が弾けないから減らしたってこと?
と、感じているかと。
そして、また家で楽譜にがむしゃらにしがみついて、自分で弾いていてもカッコよくない。でも、先生に減らされたのをなんとか、元に戻して弾こうとする。
はい、次のレッスンで
「だからメロディどこいっちゃった?」
と、私に言われ〜
好きなJ-POPなのに、なかなか弾けない。楽しくない。先生はJ-POP反対なのかもしれない。こんなふうに思っているかと。
そうじゃない!大事なのはメロディとベース!他の音は後からでいいから、と伝えているつもりでもなかなか、伝わらず。
家に例えて、とりあえず屋根と壁と床があって、それがメロディとベースでおしゃれなカーテンとか、高級カーペットは後で買えば良いじゃない、まず雨風凌げれば、って話しても。頭ではわかっていてもなかなかね。
それは確かにそう。
そんな折、先日ピアニスト小原孝さんの記事を新聞で読み、「ほら、ほら!同じこと!」と、その一言をレッスン室に貼りました。それをJ-POPをやる生徒さんには、自分の楽譜に記入してもらっています。
引き続き、伝えては行きますが、可視化していくことも、大事ですね。