2023.07.21
コーラスに行った時と、先日のzoomセミナーで、共通のお話が出てきました。
楽譜に入らない情報
これです。
コーラスの時は、先生が
「こういう1番と2番で出す、ニュアンスの違いは、楽譜には書けないことなんですよ。ご自身のわかる言葉で書いておいてくださいね」
と。
『ほしとたんぽぽ』
と言う曲で、1番と2番の歌詞の違いでつける変化。楽譜上の音は同じですが、間合いというか歌い方や、声質。なんで,この言葉なのか?から読み解く表現。それを先生は追求されました。
そして、先日のzoomセミナーでは、
『こどものエチュード』の解説。
その中で、鈴木敬先生がおっしゃった言葉の中にも、「楽譜に入らない情報」がありました。
その曲の中にある、情報。
弾いて欲しいニュアンスを全部書いていたら、すごい楽語の記載になる、と。それこそ、小節ごとに、と。
なのでその分に関しては、イメージを持って、イメージのヒントはこちらが与えて表現して欲しい、と。
作曲家の意図を実際に、聞くことが出来るとこちらも勉強になります。歌と違って、ピアノと言う楽器で演奏する場合には、曲の背景があるかないかで、全くイメージは違いますからね。
楽譜にない情報
その表現をするのは、演奏する人。
しかし、その情報の言葉がけはこちらが、上手に伝えられたら、と改めて思いました。