2013.05.17
昨日のレッスンで高校生のYちゃん。GWに自分の「ぴあの鍵盤」を購入した生徒さんです。
ツェルニーではあまり感じなかったのですが、シューマンの「子供の情景」から“鬼ごっこ”になったとき、出だしのフレーズでいつもとタッチと音色が違うことに気付きました。
次にベートーベンの“テンペスト”になった時も違います。粒がたっているし、今までの彼女の音ではなかったのです。
購入したのが連休でその後、初めてのレッスンだったので間にどんな練習をしたか、聞いてみました。すると・・
「テレビ・・・見ながらです」
とのこと。テレビ???その先、話しを聞くと
「高校生、時間ないじゃないですか?やりたいこといっぱいあるし。なので使い方を覚えたので好きなテレビを見ながら、これ(ぴあの鍵盤)をやって、テレビがつまらなくなったらピアノを弾いて・・・ってやってました。ピアノのそばに置いて弾きながらはやってませんけど」
ということでした。正しい使い方を覚えたあとなら、時間の有効活用というところでしょうか。
それは高校生で、もう自分の癖を直さなきゃ・・の強い思いもあるのかもしれません。でも、Yちゃんも言っていました。
「もっと小さいときにあれば良かった」
と。でも今からでも間に合うじゃない!これだけ効果が出たのだから。来週のレッスンも楽しみです!